暦上では「立夏」から「立秋」前までを夏
「立夏」から6月上旬の「芒種」の頃を初夏といいます。
この時期は天気が安定、過ごしやすい日が続き次第に夏の気配も感じられます。
5月の晴れ渡った空を「五月晴れ」といいますが、これは誤った使い方。
旧暦の5月は梅雨であるため、本来は梅雨の時期の晴れ間を指します。
現代では5月は1年のうちで最も爽やかな気持ちのいい月の一つとされています。
5月5日の「こどもの日」をはじめ、国民の祝日が目白押しの
「ゴールデンウイーク」と呼ばれる大型連休があり
行楽地が賑わう時期でもあります。
眼にしみる新緑が野山を蔽(おお)い尽くし
爽やかな心地よい風が初夏の風情を運んで来てくれます。
野外の活動やハイキングなどの行楽には絶好の時期です。
5/3「憲法記念日」
5/4「みどりの日」
5/5「こどもの日」
●皐月/五月(さつき)
旧暦の5月は梅雨。「皐月晴れ」は梅雨の晴れ間のことでした。
早苗を植える「早苗月(さなえづき)」の呼び名が略されたといわれます。
皐月(さつき)は、田に苗を植える早苗月(さなえづき)
または小苗月(さなえづき)の略といわれます。
さつきのサは稲の精霊を意味することから
皐月は神に稲を捧げる月、という説もあります。
ほかに、橘の花が咲くので橘月、菖蒲月(あやめづき)、雨月、田草月(たぐさづき)
五月雨月(さみだれづき)、五月雨(さみだれ)で
夜空に月を見ることが稀なので月見(つきみ)ず月(つき)などとも言います。
旧暦の皐月は今の六月ころに相当します。
この時期の月の出ない闇夜を五月闇(さつきやみ)と言いますが
月の運行を基にした旧暦での生活だった当時の人たちが
月に深い関心を持っていたことが偲ばれます。
早苗を植える時期「早苗月(さなえづき)」を略したもの。
耕作を意味する古語の「サ」が元になっているという説もあります。
※「皐月」の”皐”には「神に捧げる稲」という意味があります。
五月は田植えの季節。
苗代から早苗を取って田に移し植える時期なので
早苗月と言っていたのが詰まって「さつき」になったという説。
早苗(さなえ)を植える月という意味で早苗月といっていたのを
略してさつきと呼ばれるようになった。
又、同じ「さなえ」でも「小苗」と書き、小苗を取る月
つまり「さなえつき」を略して「さつき」にしたという説の二つがある。
万葉集などでは五月と書いてサツキと読ませていたことから
皐月の字をあてるようになったのは後世のこと。
雨月、橘月などの異称もある。
明るい初夏と暗い梅雨シーズンとの
相反した印象が、同居している月といえます。
例えば「五月晴(さつきばれ)」は明るい印象を与え
「五月雨(さみだれ)」は暗い印象を与えます。
「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」と言う有名な句があるように
すがすがしい初夏のイメージから「早苗月(さなえつき)」「多草月(たそうげつ)」
「薫風(くんぷう)」「啓明(けいめい)」「開月」等と呼ばれています。
逆に暗くじめじめした梅雨期の印象から「雨月(うづき)」「授雲月(じゅうんげつ)」
「悪月(あくげつ)」「梅夏(ばいか)」等といった名称でも呼ばれています。
季節:初夏(しょか) ※立夏から芒種の前日まで。
菖蒲月(あやめづき)
薫風(くんぷう) 早月(さつき)
橘月(たちばなづき) 雨月(うげつ)
稲苗月(いななえづき)
五月晴れ、八十八夜、立夏(6日頃)、麦秋、薫風、卯の花腐し(うのはなくたし)
田植え、新茶、鯉のぼり、菖蒲湯、初鰹 藤花 青葉 風薫る
■ 雑節(ざっせつ)
生産や生活上の特別の季節を示すものを「雑節」といいます。
節分・彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日等。
■ 時候のあいさつ
新緑の候 若葉の候 暮春の候 晩春の候
惜春の候 向暑の候 軽暑の候 緑風の候
●改まった漢語のあいさつ
薫風の候、残春の候、惜春の候、新緑の候
初夏の候、立夏の候、青葉の候、若葉の候、軽暑の候
※「~の候」は、「~のみぎり」としても使います。
●定番のあいさつ
緑したたる好季節・すがすがしい今日この頃・深緑の目にしみる昨今ですが
深緑が山野に萌える頃となり・青葉に風薫る頃となりましたが
若葉の緑も日増しに色まさり・五月晴れの好季節と・吹く風も夏めいて
水田に緑の苗がたなびく季節となりました・風薫る5月、
緑の眩しい爽やかな季節
風薫る五月がやってまいりました。
青葉繁れる好季節を迎えお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
気持ちのいい五月晴れがつづきますが…
拝啓 青葉の候、お元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。
日中は汗ばむような日もあり…
緑のまぶしい季節となりました。いかがお過ごしですか
鯉こいのぼりが五月の風に力強く泳いでいます。
若葉の美しい季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか
新茶のおいしい季節となりました。
薫風さわやかな季節を迎えますますご活躍のこととお喜び申し上げます。
●定番の結びの言葉
庭のつつじが見ごろとなりました。一度お出かけください。
天候不順の折り、くれぐれもご自愛ください。
陽ざしも少しずつ強くなって参りました。お元気で夏をお迎えください。
そちらではまだ肌寒い日もあるかと存じます。どうぞご自愛ください。
◆季節の言葉
『新緑』
木々が芽吹き、鮮やかな緑になる風景。
『五月晴れ(さつきばれ)』
本来は旧暦の5月(今の6月)の梅雨の晴れ間のことを言いますが
現在は5月の晴れ日にも用いられています。
『薫風(くんぷう)』
五月の風の爽やかさを表した言葉。
青葉を通ってくる風は、緑のように芳しい香りがするという意味。
初夏の南風は新緑の上を渡り、快いさわやかな気分にさせてくれる風です。
やや強く吹く風を「青嵐」とよび、柔かい風を「薫風」と呼んでます。
「薫風」はまさに初夏の薫りを運ぶようで
そこから「風薫る」「風の香」「南薫」といった初夏らしい言葉が生まれました。
一般的に、薫風は、俳句の夏の季語。
語源は漢語の「薫風」を訓読みして和語化したものです。
最初は花の香りを運んでくる春の風を指すことが多かったのですが
だんだん青葉若葉を吹きわたる爽やかな
初夏の風の意味に変化してきたそうです。
『風薫る』
初夏、風が若葉の上を渡って吹き
匂うような爽やかさを感じることを薫るといいました。
青葉のころに吹きわたる清爽な、やや強い風の「青嵐(あおあらし)」よりも
弱いやわらかい風ということです。
「風薫る五月」は季節を表す定形句として
五月の風を薫風と呼んで、特別な気持ちを抱いてきました。
野山の新緑が日ごとに鮮やかに感じられ、夏の気配が濃くなりはじめます。
空気も透き通って、肌をなでる風も心地よく
長袖シャツなど必要ない「薫風」です。
風薫ると言い代えると言葉がやわらかくなります。
“風薫る五月”という言い方はよく耳にする言葉ですが
この「風薫る」はもとは漢語の「薫風」で訓読みして和語化したものです。
「かぜかをる軒のたちばな年ふりてしのぶの露を袖にかけつる」
(藤原良経-秋篠月清集)といったように和歌にも詠われましたが
花の香りを運んでくる春の風を指すことが多かったようです。
それが青葉若葉を吹きわたる爽やかな初夏の風の意味になり
はっきりした季感をもって用いられるようになるのです。
「風かほる羽織は襟もつくろはず」(芭蕉)
「高紐にかくる兜や風薫る」(蕪村)
蕪村には「薫風や恨みなき身の夏ごろも」という句もあり
薫風を明らかに夏の季語として使っています。
風が「薫る」程度の風速からもう少し強くなると「青嵐」になります。
セイランと音読すると「晴嵐」と混同してしまうので
俳句ではアオアラシと訓読することが多いようです。
「青嵐定まる時や苗の色」(嵐雪)と使われるように
早苗の色鮮やかな初夏5月ごろから吹くやや強い風。
近代になってからも「濃き墨のかはきやすさよ青嵐」(橋本多佳子)
「略奪婚めきて甕はこぶ青嵐」(石田波郷)といったように
その爽快感や吹く烈しさに着目されて、さまざまに詠まれています。
「風青し」「夏嵐」もほぼ同じ意味。
「夏嵐机上の白紙飛び尽す」(正岡子規)
そよぐ風に若々しい緑の香がします。
夏に向う今がちょうど一番気持ちの良い季節。
そして「森林浴」に適した時期です。
マイナスイオンいっぱいの空気の中で運動したり
静かに休息をとったりするのは気持ちが良いですね。
また、きれいな空気や樹木の発散する芳香物質フィトンチッドを吸収したり
枝葉が風にそよぐ心地の良い音色を聞き「1/fゆらぎ」を感じることは
心身をリラックスさせストレス解消にも効果があります。
『麦の秋』
稲の田植えの時期に麦は黄金色に実ります。その様子を秋に見立てた言葉。
『麦秋(ばくしゅう)』
小満の頃は「麦生日(ばくしょうび)」ともいわれ
陽気が暖かくなって麦畑が黄緑色に色づきだすなど
万物が次第に成長して天地に満ちる頃となります。
旧暦4月をさす言葉に「麦秋(ばくしゅう)」がありますが
これは夏とはいえ、麦にとっては実る秋という意味で名づけられた異名です。
小満は農家の人にとって、作物を育て
収穫を得るという充実の季節到来なのです。
「むぎあき」「むぎのあき」または「ばくしゅう」と言います。
初冬に蒔かれて越冬した麦が、刈り取りを間近に控えています。
新緑がまぶしいこの頃に、麦畑は金色のじゅうたんをひいたよう。
ちょうどお米が収穫される田んぼの秋の色そのものです。
この時期に「秋」とは意外な感じがしますが
「秋」という言葉に「収穫」の意味を重ねています。興味深いですね。
旧暦四月(太陽暦の5月頃)を、日本では卯の花の頃で「卯月」と呼びますが
中国では「麦秋」と呼んでいるそうですが、はじめて納得できます。
たわわに実った麦の穂を揺らす風を「麦嵐(むぎあらし)」
降る雨を「麦雨(ばくう)」と呼びます。
『余花(よか)』
山地などで、まわりが青葉の中遅れて咲く桜のこと。
夏の季語にもなっています。
◆初夏
若さと活力があふれる夏の始まり。
春の代名詞でもある桜も散って
木々が芽吹き、新しく若い緑があふれる季節になりました。
立夏(5月5日)から1ヶ月くらいを初夏といい
一年で一番快適な季節に入ります。
「木々の新しい緑を、颯颯(さつさつ)と吹く風が、若々しく薫る」
春の風は光り、夏の風は薫るといいます。
みずみずしい若葉、爽やかに通り抜ける風、
明るい太陽の輝き、水の煌めき・・・。
新鮮でみずみずしいこの季節は誰もが歓びを感じます。
若さと活力があふれる自然界のエネルギーを体全部で感じてみましょう。
■八十八夜(五月二日頃)
立春から数えて八十八日目の日で毎年五月の二日か三日にあたります。
昔からこの日を境に本格的な農事に取り掛かるので
農家では大切な日とされてきました。
立春が2月4日で平年の場合は5月2日、閏年の場合は5月1日になる。
立夏の3、4日前なのでことさらに八十八夜という雑節を
立てる必要はないように思えるのですが、昔の庶民にとって
二十四節気は少し難しくて覚えにくかったようで、立夏というより
八十八夜の方がなじみやすかった。
「八十八夜の別れ霜」という諺があるように
この頃になると霜が降らなくなる。
降霜の有無は農作業に大きく影響するので農家の最も気にするところ。
しかし、時として遅霜の被害に合って
農作物に莫大な被害を受けることがある。
そこで、「八十八夜の毒霜」といういましめも口伝えている。
この頃は茶つみが始まり、新茶の芳香が食卓をにぎわしてくれる。
「目に青葉山ほととぎす初がつお」の句にあるように
目に耳に舌に新鮮な初夏が生きる喜びを与えてくれる季節である。
「八十八夜の別れ霜」といって、この日以降は霜が降りる日はない
と言われています。「八十八夜」の歌でよく知られているように
お茶所では茶摘みの最盛期を迎えます。
産地によって異なるようですが、八十八夜につみ取ったお茶は
大変縁起がよく寿命がのびると言われています。
ご両親やご年配の方へのよいプレゼントになりそうです。
八十八は組み合わせると「米」になるため、農事の吉日とされていました。
茶摘みは一度摘んでもまた新芽がでてくるため
年に数回この時期から秋までの間に行われます。
その年初めて摘んだお茶は一番茶。
摘み取った順に二番茶、三番茶と呼ばれます。
一番茶は長寿をもたらす縁起物で、新茶ともいいます。
冬の間栄養がたっぷり蓄えられた新芽は、旨味・香味が豊かです。
日本一のお茶の産地である静岡では4月中旬~5月中旬頃、
二位の鹿児島ではやや早く4月上旬頃から茶摘みが始まります。
■憲法記念日(五月三日)
国民の祝日の一つで、五月三日を「日本国憲法の施行を記念し
国の成長を期する日」として定められました。
日本国憲法は昭和二十一年十一月三日に公布され
翌二十二年の五月三日より施行されました。
■立夏(りっか)
二十四節気の一つです。「立夏」を過ぎると春色は遠のき
爽快な夏の気色の立ちはじめる季節となります。
色々な花が次々と咲き、新茶が香り草木は
一日一日おどろくほど伸びていきます。
いわゆる「晩春初夏」と形容され、快い時期とされています。
■端午の節句
現在五月五日は国の定めた「子供の日」として祝日となっています。
しかしそれ以前は端午の節句は男の子の祭りとされていたため
今でもこの習慣が残っています。
五月五日は宮廷が定めた五節句の一つで、中国の風習にならって
制定されたものとされています。端は「物のはし」、つまり最初という意味があり
午は「ご」と読むので、数字の「五」に通じるとされ
端午は月の最初の 「五の日」を意味し、「五」が重なる
五月五日を端午の節句と言うようになったとされています。
昔この日は、農耕民族であった日本人にとっては
田植えの準備のための神聖な行事の日であったと言われていました。
当時、田植えは身を清めた女たちの仕事とされ
男達は太鼓を打ち鳴らして見守ることしかしませんでした。
子を産むのは女性だけですから、田植えをして貴重な米を生み出す稲を
育てるのも女の力に頼ると言うのが、農耕民族としての
日本人のものの考え方であったとされていました。
そのため男達には戸外に出て行ってもらい、女達だけが家にこもって
心身を清める日が、五月五日で民間行事の一つでした。
その後中国の風習にならって宮廷が取り入れたものが
やがて世間に広がり今の端午の節句になったと言われています。
5日の「端午の節句」は、男の子の健やかな成長を願う行事で
昭和23年に「子どもの日」として制定されました。
五節句飾りの鯉のぼりは、池や沼などでも
生息できる強い生命力の鯉が激流を登り
竜になったといわれる「鯉の滝登り」の伝説(「登竜門」の語源)を受け
男の子の立身出世や成功を願って飾られる、この時期の風物詩のひとつ。
また五月人形の金太郎や弁慶、牛若丸などは厄の身代わりとして
強くたくましく立派に育って欲しいとの願いを込めて飾られるものです。
「先手必勝」という言葉から、飾るのは早い方が良いとされていますが
一般的には、春分から4月中旬に飾り、梅雨入り前の天気の良い日に片付けます。
行事食としては、柏餅や粽(ちまき)などをいただきます。
柏餅は、新芽が出るまで古い葉が落ちない柏の葉にちなみ
「家系が途絶えない」縁起物のひとつ。
粽は、中国の故事に由来し、災いを除くとされています。
粽を結ぶ赤・青・黄・白・黒(紫)の五色の糸は
子どもが無事に育つようにとの魔よけの意味があり
鯉のぼりの吹流しの色にも反映されています。
「端午の節句」は、「菖蒲(しょうぶ)の節句」ともいいます。
菖蒲とは、丸く細長い花穂をつけるサトイモ科の植物。
強い香りを放つため、邪気をはらうと考えられていました。
菖蒲にまつわる習わしには、束ねて軒先に吊るす「菖蒲ふき」、
お酒に浸していただく「菖蒲酒」、枕の下に敷いて寝る「菖蒲枕」
浴槽に浮かべ入浴する「菖蒲湯」などがあります。
菖蒲湯は、血行促進や疲労回復に効果があるといわれています。
■母の日(第二日曜日)
起源は、一九〇七年米国ウエストバージニア州ウェブスター町の
メソジスト教会に属するアンナ・ジャービスという少女が
亡き母を偲ぶ盛大な記念の会を催した時、霊前に
カーネーションをたむけたことに始まりました。
世の人々にも母の愛の偉大さを伝えようと有力者たちに協力を求め
「母の日」が一九〇八年にシアトルで行われ、一九一四年に
議会で正式に制定さえました。その後しだいに全界に広がり
我が国でも第二次大戦後、一般に行われるようになりました。
■小満 (しょうまん)
二十四節気の一つです。この頃になると陽気は次第に盛んになり
人はもちろん、動物や草木がやや満足する
次第に満足し始める季節と言う意味で、この名前がつきました。
■はしり梅雨
本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のこと。
通常は、この後晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。
「梅雨の走り」ともいいます。
■五月晴れ
5月はカラッと晴れる日が多くなります。
大陸から移動してきた高気圧が乾いた空気を運ぶ上に
気温が上がるため湿度も下がり、さわやかな好天が続きます。
これを「五月晴れ」と言いますが、本来、五月晴れは旧暦の5月(現在の6月)
梅雨の晴れ間のことでした。しかし、明治時代に新暦に変えて以来
すがすがしい青空をさす言葉に変わりました。
■卯の花腐し(うのはなくたし)
5月から6月上旬にかけて、しとしとと長く降り続く雨のこと。
「くたす」とは「腐らせる」「だめにする」という意味。
卯の花を腐らせてしまうくらいほどの長雨ということです。
また、五月下旬は天気の悪い日が多く、その時期の曇り空を
「卯の花ぐもり」「卯月ぐもり」と呼んでいます。
◆旬の食材
初鰹、あじ、にじます、そら豆、三度豆、さやえんどう
◆5月の花
カーネーション あやめ すずらん
水芭蕉 牡丹 トルコギキョウ
花水木 藤 薔薇(バラ)
白詰草(シロツメグサ)
鈴蘭(スズラン) ライラック
【梅雨入り前の夏支度】
本格的な夏に入る前に、夏支度をしましょう。
寒い間使っていた布団は、梅雨入り前のお手入れがポイントです。
布団に吸収された汗などの水分は放っておくと
カビやダニの繁殖、においの原因に。
布団の天日干しは、日差しが強すぎると生地が傷みやすくなるため
この時期に干すなら湿度が低くなる午前10時~午後3時頃がおすすめです。
また、衣類の防虫対策も済ませておきたいもの。
外出時などに衣類に産みつけられた卵がクローゼットの中でふ化し
虫食いの被害を受けるケースが多いようです。
毛や絹など動物繊維を好むほか、食べこぼしや
汗などがついた衣類も栄養源となります。
しっかりと汚れを落とし、衣替えに備えましょう。