月彩 Tsukisai...*

歳時記・旧暦・季節暦・美し和言葉・暮らし雑学...☾*

卯月4月・花時

卯月(うづき)
旧暦では「卯の花(ウツギ)」が咲く頃。
卯月の「う」は「初(うい)」「産(うぶ)」で
農耕の1年の初めの月を意味したともいわれます。

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卯木(うつぎ)の花が、随所に咲き乱れるので「卯月」
または「卯の花月」とよばれています。
卯木の花は、古くから日本人に親しまれてきた花で
満月が卯の花を照らす光景を愛でて「卯の花月夜」と表現しました。 
気候的には暖かくなり,太陽の光に恵まれるようになった月という意味で
「正陽」「純陽」「六陽」などとも言いました。
また、旧暦の四月は夏にあたるので
「初夏」「新夏」「孟夏」などとも言われていましたが
現実感がないのでほとんど使われていません。
桜の散ったあとの余りの月ということから「余月」、
桜の花のない月ということから「陰月」とも言われていました。

四月の異称

卯月(うづき)utuki
余月(よげつ)
陰月(いんげつ)
卯花月(うのはなづき)
花残月(はなのこりづき)
夏初月(なつそめづき)
木葉採月(このはとりづき)
得鳥羽月(とくちょううづき)
初夏(しょか)
首夏(しゅか)
孟夏(もうか)
始夏(しか)
維夏(いか)
立夏(りっか)
麦秋(ばくしゅう)
正陽(しょうよう)
六陽(りくよう)
と、夏・陽の付くものが多くあります。

六気(ろっき)
仲呂(ちゅうろ)
純乾(じゅんかん)
乾梅(かんばい)
修景(しゅうけい)
小満(しょうまん)
と、ひどく難しいものまで合わせると、四十種近くあります。

卯月とは卯の花(空木)月の意味で、垣根に卯の花が咲く月ということ。 
夏の字の付く名が多いのは、旧暦思想では三月までが春、
四・五・六月は夏となっていたから。 
麦秋というのは、今では五月に対しても使いますが
麦が黄色に熟する収穫月の意味です。 

暦の上では夏と呼んでも、実際はまだ春です。
その一日をエイプリルフールと言って、ユーモアの日とするのも
いよいよ春らしくなった喜びの記念でしょう。

時候の挨拶
陽春の候  仲春の候  春和の候  桜花の候  麗春の候  花冷えの候
春暖の候  晩春の候  春たけなわのこの頃  うららかな季節を迎え
春暖いっそう覚えますこの頃  若葉萌え立つ今日この頃
ものみな春の装いとなってきました  桜の花は今を盛りと咲き誇っております

【結び】
春爛漫の折、どうぞ健やかにお過ごしください
花冷えの季節、くれぐれもご自愛ください

4月の季語
春暖/陽春/春風/花曇り/花冷え・春暖の候 ・陽春のみぎり ・花冷えの頃 など

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◎『花時』(はなどき)
花の咲く時期、花盛りの見ごろの頃。特に、桜の花の場合をさす。
それぞれの花が、美しく咲いている時期をいいます。

この季節は「桜」が美しい季節。
日本の国花でもある桜は、全国各地を彩るだけでなく
歌に詠まれたり、絵画や文様のモチーフとしても広く親しまれています。
平安の昔より「花」と詠まれれば「桜」を意味するほど特別な存在だったように
日本語には桜にまつわる美しい言葉がたくさんあります。

~さまざまの事思ひ出す桜かな~  (松尾芭蕉)

◎桜のいろいろ
幸福なことを「幸い(さいわい)」と言いますが、その古語は「さきはひ」。
「咲く」の名詞形の「さき」と、ある状態が長く続くことをあらわす
「はひ("気配""味わい"などの"はひ")」という言葉が
つながってできた言葉だそうです。
つまり、「さきはひ」は「花盛りが長く続く」という意味。
古代の日本人は、心の中に花が咲きあふれているような状態を
幸せと感じたのでしょう。
現代の私たちが満開の桜を見て幸福感を味わうのは
そんな遠い記憶によるものかもしれません。

その一方で、あだ桜、こぼれ桜、落ち桜、葉桜......と
折々の桜の姿をとらえて美しい名前が付けられてもいます。
それはきっと、これまで多くの人が桜のさまざまな表情を愛してきたという証し。
盛りの時ばかりでなく、散りゆく姿までを味わい慈しんできた
日本人の細やかな感性を思うとき、ちょっと誇らしい気もしてきます。 

夜桜
千年の昔から桜の美しさは、日本人の心に深く根づいています。
ですが、春のまばゆい日差しで華やかに咲き誇る桜とは別に
もうひとつの顔があります。
それは月明かりやボンボリの灯りに照らされた夜桜です。
近頃では人工的にライトアップされた夜桜も多く見られようになりました。
昼間と違い、闇に浮かび上がる姿は
不思議な妖しさをたたえて、人々を魅了します。

夜桜名所として日本三大夜桜と言われるのが
青森県の弘前公園、東京都の上野恩賜公園、新潟県の高田公園です。
弘前公園は、白亜の天守閣と堀りに散った花びらが美しく浮かび上がり
五千本の桜が昼間とは別に華やかな濃厚感に包まれます。

上野恩賜公園は、二千五百本のボンボリが吊され
夜桜は混雑ぶりの方が話題になるほどですが
ここでは不忍池周辺がお勧め。
こちらは賑わい少なく、池周辺に桜並木が続き、夜空が近く見え
都会とは思えない穴場的な夜桜見物が楽しめます。

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清明(せいめい)
二十四節気の一つで、春分後十五日目の日を言います。
旧暦三月の節で、毎年四月四、五日頃にあたります。
「清明」の意味は清浄明潔などといって、春先の万物が
けがれもなく清らかに生き生きしているさまを表した言葉を示します。
この時期は花々の好季節で行楽に適しており、踏青(とうせい)と称して
郊外に遊歩するのに最も恵まれた季節とされています。
従ってこの頃の風物を詠んだ名詩が数多く残っています。

穀雨(こくう)
4月20日頃(2017年は4月20日)。
および立夏までの期間。太陽黄径30度
清明から数えて15日目頃。春季の最後の節気。

春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので
雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。
この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが
穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」
という言葉があるように、南の地方ではトンボが飛び始め
冬服やストーブとも完全に別れる季節です。
変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってきます。
昔から、この日に合わせて田畑の準備をします。
穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。

春の土用(はるのどよう)  
立夏までの約18日間にあたる雑節の一つ。春の土用の入りは新暦4月17日頃。
土用とは「土旺用事」の略で、陰陽五行説による季節の割り振りで
四季に配当(冬:水、春:木、夏:火、秋:金)されなかった「土」の支配する時期として
各季節の末18日ないし19日間を指すもの。
季節の変わり目にあたる。現在は夏土用のみを土用と言うことが多い。

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おぼろ月  【朧月】と書きます。
春の月は、ボンヤリと見えて輪郭がはっきりしていないことが多いですね。
これは、昼間の霞と同じ性質の空中に浮かぶ浮遊物のせいです。 
霧・モヤ・煙霧などによって視界がさえぎられて、月がかすんで見えたり、
その周りにボンヤリとしたまるい輪が見えたりします。 

春は移動性高気圧が通過したあとに温暖前線が近づいてきますが、
そのとき、まず絹雲・絹層雲・次いで高積雲・高層雲が現れます。
この層雲は霧状だから、地上から通して見れば、太陽や月がかさをかぶって見えたり、
おぼろに見えたりします。
また春は、夜間に冷え込んで地面付近の気温が下がっているところへ、
南からあたたかい風が吹いて、
上空のほうが比較的温度が高いという『気温の逆転層』を作ります。
この層の下に霧が出来やすいので、ほんのりと美しいおぼろ月が見えたりします。

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入学式・入社式
【入学式】や【入社式】は四月の代表的な行事です。
でも近代教育制度が始まった明治初期は
欧米の制度を取り入れていたので、九月に行われていたようです。
その後、国の会計年度が四月始まりになり、それに合わせて入学式や入社式も
年度初めの四月に行われるようになったとか。 

ランドセルの歴史
【ランドセル】はオランダ語の「ランセル」
“背負うカバン”を意味する言葉に由来します。
1885年に学習院で通学用カバンとして使われはじめ
その二年後に当時の内閣総理大臣伊藤博文が皇太子殿下【大正天皇】の
学習院初等科入学のお祝いに、箱型ランドセルを献上したのが
国産ランドセル第一号! 

学ランとセーラー
学生が切る「ランダ」だから【学ラン】。
ランダは江戸時代、「洋服」の隠語でした。
セーラー服はもとはイギリス海軍の征服です。
独特の三角形の衿は、海風に声がかき消されないように
立てて号令を聞くためのデザインです。 

入社式は日本独自の行事
新入社員を迎える【入社式】。
これは学校を卒業した新卒をまとめて採用する、日本独自の行事です。
欧米では四月の一斉入社はないので、入社式を行う習慣もないようです。

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気候や開花にまつわることば

【花冷え】
桜が咲きほこる時期に、暖かくなった気候が
一時的に冷え込むことを表します。

【花曇り】
桜が咲く時期の曇り空のこと。
渡り鳥が移動する時期なので、鳥曇りとも呼びます。

【桜流し】
春の雨で桜の花びらが落ち、流されていく様を言います。
また、桜を散らしてしまう雨のことも表します。

【桜前線】
日本各地の桜(主に染井吉野)の開花予想日の
同じ日付の場所をつないだ地図上の線。
マスコミの造語で、気象庁による正式名称は
「桜の開花の等期日線」といいます。
3月上旬に九州や西日本からスタートし、次第に北上して
5月上旬に北海道に至ります。

【花時】
花が咲く頃や盛りになる頃のこと。
特に桜が満開になる時期を指すことが多いことばです。

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桜の花の様子をあらわすことば

【こぼれ桜】
桜の花が満開で、まるで地面にこぼれ落ちたように見える様子のこと。
また、桜の花びらを散らした模様を指します。

【花吹雪】
満開の花、特に桜の花びらが風に吹かれて舞い散る様子が
まるで雪が吹雪いているように見えることから生まれたことばです。

【花明かり】
桜の花が満開で、闇の中でも辺りをほんのりと
明るく照らしているように感じられる様子を言います。

【花筏(はないかだ)】
水面に散った花びらが筏のように流れていく様子を言います。

【花の浮橋】
水面に散った花びらが橋のように集まっている様子。


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弥生三月 雛の月

弥生
長い雪の日々からすこしずつ春の日差しが長くなり雪解けが一気に進む3月。
その喜びと、感謝の思い。春にむけての希望の時期。

草木がいよいよ生い茂る月という意味。
季節:仲春(ちゅうしゅん) ※啓蟄から清明の前日まで。

3月に入りいよいよ春の始まりです。
弥生の「弥(いや)」は「いよいよ」「ますます」を意味します。
「生(おい)」は、「生い茂る」と使われるように草木が芽吹くことを意味します。
「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって
「いやおひ」→「やよひ」となったという説が有力です。

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植物も冬の雪の下から芽が出始めます。
新しい息吹を感じる活動の季節が来たのです。
中旬には彼岸に入り、「暑さ寒さも彼岸まで」
寒い日、暖かい日が交互に続く「三寒四温」、次第に暖かくなり春本番を迎えます。

花粉が飛散する時期でもあります。
今年は近年稀に見るスギ花粉の“大量飛散年”と言われています。
二千万人ともなればもう公害、環境問題ですよね。早めの対策が必要です。
花粉症に負けない身体作り、食事にも気を遣いましょう。
春野菜も出回り、食卓も春の装い、サラダなど沢山食べて
身体の中から綺麗にいたしましょう。

また、3月は「去る」とも言われ卒業、転勤のシーズンです。
人々の環境も変化の多い月です。後半には桜の開花予想も聞かれます。

三月といえば、ぼんぼりに明かりを灯すひな祭り、桃の節句です。
節句は節供(せっく)ともいい、ルーツは中国で、節は季節の変わり目のこと。
一年の季節の変わり目に五つの節日(せちにち)を設け、その節目節目を
無事に過ごせるよう邪気を祓い無病息災を願う行事が「五節供」となりました。
五節供とは、一月・人日(じんじつ)、三月・上巳(じょうし)、
五月・端午、七月・七夕、九月・重陽(ちょうよう)の節供をいいます。

節供は季節の節目に供え物をするという意味もありますが
その時季の植物から生気をもらい、邪気を祓って長寿健康を願う行事でもありました。
一月のみは一日が年の始めになるので七日に設定され七草の節供、
三月・桃、五月・菖蒲、七月・笹、九月・菊と
当時薬用となる植物が選ばれました。

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三月の異称には、代表的な【弥生】から始まって
花月(かげつ)、嘉月(かげつ)、桜月(さくらづき)、称月(しょうげつ)
禊月(みそぎづき)、蚕月(かいこづき)、桃月(ももつき)、宿月(しゅくげつ)
花見月(はなみづき)、春惜月(しゅんせきづき)、夢見月(ゆめみづき)
早花咲月(はやはなさきづき)、晩春(ばんしゅん)、暮春(ぼしゅん)
季春(きしゅん)、末春(まつしゅん)、殿春(でんしゅん)、暮陽(ぼよう)と
何となく字面から意味が分かるものから
竹秋(ちくしゅう)、花飛(かひ)、中和(ちゅうわ)、穀雨(こくう)
清明(せいめい)、桃浪(とうろう)、花老(かろう)
春章暮律(しゅんしょうぼりつ)、未垂(みすい)、姑洗(こせん)
載陽(さいよう)、五陽(ごよう)、など、ひねった言い方のものまで
約四十余りあります。

弥生というのは、イヤオイ、すなわちますます生長するという
言葉の詰まったものといわれています。
花月、桜月、桃月は、これらの花がこの月に咲くことから。
禊月は雛のみそぎをすることから付いた名前。
夢見月はついうつらうつらと夢見がちになるという意味です。
暦の上では春の終わりとはいえ、実際はこれからが春らしくなる月です。
暑さ寒さも彼岸までということで、彼岸の中日(春分)頃には
寒さも打ち止めになり、生活にも一区切りの月です。

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三月と言えば三月三日の【雛祭り】。
ひなの節句・桃の節句・三月節句・重三(ちょうさん)などと呼びます。
五節句(人日=一月七日・上巳=三月三日・端午=五月五日
・七夕=七月七日・重陽=九月九日)の一つです。

雛祭りの起源には諸説あるようですが、人形を用いて穢れを祓う
という風習から来たというのは、【源氏物語】にも出ているようなので
起源としては古いんじゃないでしょうか。
それから時代が下がって、室町時代・江戸時代となるにしたがって
それが玩具としての要素を帯びて、雛人形を飾って
女の子の厄除けと成長を願う行事に発展しました。

桃の節句に飾られるお雛さまは、もともと皇族の婚礼の様子を表したものです。
お雛さまやお内裏さまのお召し物、また仕えの者に、供え物、調度など
全部実際のしきたりに従って作られています。
見事な十二単で着飾った雛人形ですが、本来の上巳の節句は
清らかな水で心身のけがれ祓う行事でした。
人形で全身をなでる所作をした後に、ふぅっと息を吹きかけて
その人形を川や海に流します。それは、自分のけがれを人形に移し
身代わりとして水に流してけがれ落としをするもの。
古代日本の水への信仰と、古代中国のならわしが合わさった行事だそうです。

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昔、三月は農作業にとって大事な節目の季節として、心身を浄め
慎んで暮らす物忌みの時期とされていました。
苗が育ちますように、秋には豊かに実りますようにと願いを込めました。
豊穣を祈る節目のしきたりとして、人形流しには田の神様を迎える身支度という
禊の意味があったそうです。
地方によっては、今でも簡素な紙雛を川に流す、流し雛の行事が残っています。
それが美しい飾り雛に代わったのは、室町時代に中国から胡粉を塗って
人形を作る技術が伝わって以来のこと。
それを前後して、京都御所を中心とした宮廷貴族の間で、絹を用いた造花、
有職造花を折々の行事に飾る慣習が生まれた。
十七世紀前半、元和・寛永の頃、後水尾天皇の中宮、東福門院和子が
人形を愛でたことから公家に広まり、寛永雛という雅な雛人形が生まれたそうです。
それが徳川家にも及び、十七世紀後半、五代将軍綱吉の頃
武家でも盛んになったそうです。

さらに庶民に広まったのは、明治以降といわれています。
宮廷文化の極致ともいえる有職飾りですが、桃の節句には桜や橘の有職造花や
飾り雛を床の間に華やかに飾ります。

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かつては【上巳の節句】といったのが、いつしか
【桃の節句】と呼ばれるようになったのは、なぜ?
一つには、旧暦の三月三日がちょうど桃の花の開花時期と重なることから
旬の花を雛飾りに用いたためと思われます。
もう一つには、桃には邪気を祓う力があるとされたことから、穢れを落とし
身を清める上巳の節句が、桃の節句になったんじゃないかと言われています。

左近の桜、右近の橘。
雛飾りでは、左に桜、右に橘を飾ります。

もとは平安時代の内裏、皇居の【紫宸殿】(ししんでん)という
正殿の正面に左手に桜が、右手に橘が植えられていたことから来ています。
これを「左近の桜 右近の橘」と呼びました。
時代が下がり、京都御所が建てられたときも
紫宸殿には左近の桜、右近の橘が植えられ今に至ります。
ちなみに、古くは左近は梅だったようです。それが桜に代わったのは
内裏が消失したからとか、梅が枯れて代わりに桜を植えたからともいわれています。
橘は不老不死の非時香果(ときじくのかくのこのみ)として
『古事記』などに登場したりする常緑の木です。
生命力に満ちた橘は昔から愛でられてきました。

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 桃
桃の節供の「桃」は三月を代表する花です。
桃には、花を楽しむ花桃(はなもも)と、実を採るための実桃(みもも)があります。
桃は、日本では古くは『古事記』の中に、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が
3個の桃で追手を撃退した話があり、中国では、西王母伝説・桃源郷伝説にも
みられるように不老長寿の果実とされています。
早く花が咲き実が多く繁殖力が強く、字の作りの「兆(きざし)」は
多産の象徴で実の形が生命力を表現しているといわれます。
また花の赤色と特有の薬味が邪気を祓うとされ、古代中国では
死者の胸に桃の木を置いたり、門戸に立てたり、身につけたりしていました。
また、宮中の「追難の儀」において、桃の枝、桃の弓、葦の矢で
疫鬼を追い払うのに使用されました。物忌や祓えを行うにあたり
悪鬼をはらい豊作を祈る心が込められています。

(菜の花)
季節の花ということで、春をイメージさせる花であるためか
桃の花の他に菜の花を飾る習慣も有るそうです。

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【啓蟄(けいちつ/3月5日ころ)】
暦の上での二十四節気の一つで「雨水」の後15日目で3月5日頃にあたります。
「啓」は『ひらく』、「蟄」は『土中で冬ごもりしている虫』という意味で
土の中で冬ごもりをしていた虫が春の到来を感じ、這い出す頃です。
草木が芽吹く頃、虫が這い出し、北国では福寿草が咲き
東京ではモンシロチョウが飛び始めます。
【春分の日(3月20日~21日ごろ)】

太陽が赤道上の春分点に達し、昼と夜の長さがほとんど同じになります。
この日を過ぎると夏至までの期間は段々昼の時間が長くなっていく。
昭和23年に「国民の祝日」に制定されました。
旧暦2月の「中気」という節気で、お彼岸の中日でもあります。
太陽が真西に沈むこの日は仏教では特別な日とされ、この日に死者の冥福を祈り
供養すると、迷わず成仏できるといわれている。
おはぎ、草もち、五目ずし、稲荷ずしなどを供えて墓参りをする習慣があります。
「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われるように
この日を過ぎるとめっきりと春めいてきます。

【彼岸(3月17日~23日)】
春分・秋分の日をはさむ前後7日間を彼岸と言い、春・夏の2回あります。
最後の日は彼岸明けといいます。彼岸の7日間は、お寺や各家庭で
彼岸会の法要が営まれます。仏教では現世を此岸
(しがん)というのに対し、死後の境地を彼岸と言います。
この彼岸の期間に亡き人を供養し、新しい水と花、線香を供え
墓参りをするのが一般的。各地方によっていろいろな習慣があります。

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三寒四温(さんかんしおん)
冬から春にかけて寒い日が三日、その後に暖かい日が四日続く
といったぐあいに、寒暖が繰り返される現象を三寒四温と呼びます。
中国に由来される言葉で、朝鮮半島や中国東北部、華北地方では
顕著に見受けられますが、日本ではそれほど規則正しい周期はないと言われています。

菜種梅雨(なたねづゆ)
三月中旬から四月にかけて、菜の花が咲き始めるころ
雨になったり霧がかかったりして、ぐずついた天気になることがあります。
これを菜種梅雨、もしくは春霖(しゅんりん)と呼びます。
霖とは長雨のことをさしますが、このころの長雨は
夏前の梅雨ほどのうっとうしさは感じられません。

春霞(はるがすみ)
春の季節に立つ霞をいいます。
霧と霞は違っていて、気象的には視界が1キロ未満のものを霧
それよりも遠くを見渡せるけれど、景色がぼやけて見えるものを霞といいます。
霞はカスミと読みますが、モヤとも読みます。
カスミは気象観測上の用語ではありません。
煙や雲がたなびいたり、霧やもやなどのため遠景がぼやけて見える状態をいいます。
遠景に棚引いている薄雲は霞ですが、その中に入ると
霧の状態ということもあります。しかし、霧が棚引くという言葉はなく
立ち昇るは雲ではいいますが、霞がたちのぼるとはいいません。

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「木の芽風」という美しい言葉がありますが
木の芽を温かくはぐくむかのように吹く春風をいいます。
少し温かな日には、少し遠出して散策するのも良い時節です。
山野を眺めると生気感じられ、緑かかったり、ほの赤いような感じがします。
木々が芽吹き生気あふれる山の様子です。
一方、気象庁の区分では、春は3月から始まります。 

春は草木の芽が「張る」「芽が膨らむ」からきていると言う説があるように
これからは、草木の芽が膨らんで
膨らんだあとで花になったり、葉になったり
まさに生き生きした季節がやってきます。 
つまり、弥生と春は同じような意味の言葉なのです。 

桜のつぼみもふくらみ始め、日ごと春らしさを感じる3月。
暖かい日差しを感じて心うきうきしてきます。
「春」の語源は草木の若芽が張ってくる季節。
日脚が延び、夜明けが早くなりました。
この季節になると、朝6時前には東の空はうっすらと
紫色から淡いピンクの、暖かく柔らかい春の光になってきます。

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『春は曙 ようよう白くなり行く山際 少しあかりて 
紫だちたる雲の細くたなびきたる』 清少納言・枕草子

昔から日本人は、光の色からも季節の移り変わりを敏感に感知し
暮らしの知恵を生み出し、俳句や和歌を詠んだのです。


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2月の暦と歳時記

立春、春立つとはいえ相変わらずの寒さで、春を実感するのはまだ先のようです。
まもなく本格的な寒さがやってくることを励みにしつつ
名残の寒さを乗り切っていきましょう。
2月も中旬を越えれば、各地の梅の名所の開花時期も目処がついてくる頃です。
少し春らしい楽しい計画を経てながら過ごすのも
四季の情緒を感じることができて良いかもしれません。

2月は、節分・立春と暦の上では春ですが、「春は名のみの風の寒さや」の
早春賦の歌詞のとおりまだまだ寒さの真っ只中です。
でも、陽射しの中には、春の明るさが感じられて嬉しいものです。
如月とは、萌揺月(きさゆらぎづき)、草木が萌え出づる月という意味です。

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小草生月 ( おくさおいつき )
昔の暦での2月の言い方です。春を待ち、植物の芽が
生えはじめる月であることからこう呼ばれます。
雪の下には、春に花をつける草花が芽を出すときをうかがっている時期なのです。

如月 ( きさらぎ )
学生の頃、古典の授業でお馴染みだった、2月の古語です。
“ 如 ”は “ 衣更 ”の意味で、重ね着をする季節であることからこう呼ばれたようです。

初花月 ( はつはなづき )
2月といえばまだまだ寒く、花のイメージがないかもしれませんが、後半は梅の開花時期。
『万葉集』の世界では、花といえば桜よりも梅。初めて開く梅の花を指してこう呼びます

建卯月 ( けんぼうげつ )
古代中国の陰暦の呼び方。北斗七星の先が真北を指す11月を子 ( 十二支の一番はじめ ) とし
そこから数えて2月が “ 卯の月 ”にあたることからこう呼ばれます。
現代では十二支は年のみを表すイメージがありますが
昔は “ 月・日・時間 ” も十二支で数えていました。

雪消月 ( ゆきげつき )
地方によってはまだまだ雪深いですが、植物が芽生える準備をはじめ
雪も溶け始める時期にあたることからこう呼ばれます。
一層寒い日もありますが、その先にはすぐに暖かい春が待っています。
深い雪の下には、小さな命が萌える準備をはじめています。
昔の人はそのような感性で、2月の厳寒を乗り越えていたのかもしれません。

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時候の挨拶
余寒の候  残冬の候  残寒の候  晩冬の候  残雪の候  解氷の候
春寒の候  向春の候  立春の候  春寒のみぎり  余寒厳しき折から
余寒なお去りやまず  春まだ浅く  立春とは申しながら  春寒のみぎり
春浅く風も冷たく  余寒なお骨身にしみる毎日が続いております
【結び】
まだまだ厳しい寒さが続きますが、くれぐれもご自愛ください

【立春】 りっしゅん:2月4日頃

二十四節気の最初の節気で、この日から暦の上では春となり
さまざまな決まりごとや節目の基準になっています。
旧暦では立春近くに正月がめぐってきたので、立春は春の始まりであり
1年の始まりでもありました。まだまだ寒さは厳しいですが
立春を過ぎてから初めて吹く強い南風を「春一番」といいます。

二十四節気の最初の節気で、旧暦では新しい年の始まりを意味していました。
暦の上では春の始まりですが、冬の寒さは2月がピーク。
「春は名のみ」といいたくなりますが、春が産声をあげたととらえ
希望の春を迎えましょう。

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二十四節気の最初の節気ということで、立春を基準にさまざまな節目が決められています。
また、旧暦では立春のころに元日がめぐってきて、立春と正月はほぼ重なっていました。
必ずしも立春=元日にならないのは、二十四節気は太陽の動き
元日は月の動きで決められていたからです。
いずれにしても、立春が新しい年の始まりであり「新春」「迎春」などの言葉に
その名残がみられます。


冬至と春分の中間にあたるのが立春。暦の上の春は、立春から立夏の前日までをさします。
節分
立春の前日。豆をまくなど、邪気を祓う風習があります。
八十八夜
立春から数えて88日め。この日に摘んだお茶はよいお茶になるといわれています。
二百十日
立春から数えて210日め。台風が来ることが多いとされています。
収穫間近のころにやってくる台風は、稲作の大敵です。
二百二十日
立春から数えて220日め。二百十日とともに農家の厄日とされています。
現代ではこの日の方が台風と重なることが多いです。
立春正月
立春を華やかに祝う国としては中国が有名。
横浜の中華街では毎年「春節(しゅんせつ)」のイベントを開催し
獅子舞や爆竹で祝います。
立春大吉
立春の早朝、禅寺の門に貼り出される文字。
「立春大吉」の文字は左右対称で縁起がよく、厄除けになるといわれています。

二十四節気「立春(りっしゅん)」

東風解凍(はるかぜこおりをとく)2月4日頃
春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。「東風」(こち)とは春風を表す代名詞。

黄鴬睍睆(うぐいすなく)2月9日頃
山里で鴬が鳴き始める頃。
春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。

魚上氷(うおこおりをいずる)2月14日頃
水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。春先の氷を「薄氷」と呼びます。

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【雨水】 うすい:2月19日頃
雪から雨へと変わり、降り積もった雪も溶けだす頃という意味です。
実際にはまだ雪深いところも多く、これから雪が降り出す地域もありますが
ちろちろと流れ出す雪溶け水に、春の足音を感じます。

二十四節気「雨水(うすい)」

土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)2月18日頃
雪がしっとりとした春の雨にかわり、大地が潤い始める頃。「脉」は脈の俗字です。

霞始靆(かすみはじめてたなびく)2月23日頃
春霞がたなびき始める頃。春の霞んだ月を「朧月」(おぼろづき)と呼びます。

草木萌動(そうもくめばえいずる)2月28日頃
草木が芽吹き始める頃。草の芽が萌え出すことを「草萌え」(くさもえ)と言います。

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◆ 初午(はつうま)
初午(はつうま)は、2月の最初の午の日。
稲荷社の縁日で、雑節の一つとすることがある。
全国で稲荷社の初午本社である京都の伏見稲荷神社の神が降りた日が
和銅4年のこの日であったとされ、全国で稲荷社を祀る。
この日を蚕や牛・馬の祭日とする風習もある。
江戸時代には、この日に子供が寺子屋へ入門した。
本来は旧暦二月の最初の午の日であるが、現在では
新暦2月の最初の午の日とされている。
そのため、元々は春先の行事だったのが、冬の一番寒い時期の行事となってしまった。
また今では二月最初の午の日とされるが
古来は、立春以降の最初の午の日に行われていた。
2月の2回目の午の日を二の午(にのうま)、3回目を三の午(さんのうま)と言い
これらの日にも祭礼を行う地方や、二の午もしくは三の午にのみ祭礼を行う地方もある。
本来は豊作祈願が主でしたが、最近では開運・福徳・商売繁盛をもたらす神として
広く人々にあがめられています。

◆ 旧正月(きゅうしょうがつ)
旧正月とは旧暦の正月のことで、その年によって日にちは異なります。
二十四節気の雨水(新暦2月19日ごろ)の直前の
朔日(さくび)【新月】が旧暦の元日となり
新暦では年によって1月22日から2月19日までの間を移動することになります。
朔日を元日として始まる新年を大正月といい、15日の望の日(満月)を小正月といいます。
旧正月は中国では春節と呼ばれ、現在でも新年を祝う行事が
新暦の正月よりも盛大に行われます。旧正月を新年として祝う習慣は
韓国や台湾、ベトナム、モンゴルでも見られます。
日本では、1873年(明治6年)1月1日から
新暦(太陽暦/グレゴリオ暦)に改暦された際に
新暦の1月を新年として祝うようになりましたが、沖縄、奄美地方の一部では
旧正月を新年として祝う風習が残っているところもあります。
また、横浜の中華街、神戸の南京町、長崎新地中華街などでは
旧正月に春節の行事が行われ、獅子舞や爆竹はこの時季の風物詩となっています。

◆ 福豆(ふくまめ)
節分の豆まきでまく炒り豆のこと。炒った豆を歳神に供えたあと
年男(家では家長)が、「鬼は外、福は内」と唱えながらまき
まかれた豆を年の数(もしくはプラス一個)だけ拾って食べ
一年の無病息災を願う。もともと穀物や果物には「邪気を祓う霊力」があると
考えらていることから、大豆を炒って福豆として用いられていた。
最近では、豆まき後の掃除が簡単だからと、落花生や
袋入りの豆が福豆の変わりに用いられる。

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◆ 恵方巻き(えほうまき)
恵方巻、恵方巻き(えほうまき)は、節分に食べると縁起が良いとされる
太巻き、またはそれを食べる大阪を中心とした風習。
別称として「丸かぶり寿司」「恵方寿司」「招福巻」「幸運巻」「開運巻き寿司」などと
表現されることもある。商業催事として、これを利用した関係業界の
販売促進活動・関連商品・商戦が20世紀後半から活性化している。

「恵方」というのは、歳徳神のおられる方位ですが
この方位はどのように決まっているのでしょう?
実は「恵方」は、その年の「十干(じっかん)」によって決まっているのです。

●十干(じっかん)とは
「十干」は、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の10種類です。

十干は、陰陽五行説で言う「木・火・土・金・水」の五行と
「陰・陽」の「兄(え)・弟(と)」を対応させたもので

「木」→ 甲:きのえ 乙:きのと 
「火」→ 丙:ひのえ 丁:ひのと  
「土」→ 戊:つちのえ 己:つちのと 
「金」→ 庚:かのえ 辛:かのと 
「水」→ 壬:みずのえ 癸:みずのと
となります。

●十干と恵方
「恵方」は、その年の「十干」によって、次のように決まります。

甲・己の年   寅と卯の間 甲の方角  東北東やや東
乙・庚の年   申と酉の間 庚の方角  西南西やや西
丙・辛・戊・癸の年  巳と午の間 丙の方角  南南東やや南
丁・壬の年   亥と子の間 壬の方角  北北西やや北

2017年平成29年は、丁酉ひのととりなので、十干は「丁ひのと」です。
従って、2017年の「恵方」は、「北北西やや北」となります。

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「恵方」がわかるサイトやアプリ。
senrioka-info.net
住所を入力すると、地図が表示され、方位がわかります。

ズバリ「恵方」がわかるサイト。
西暦と住所を入力すればその年の「恵方」がわかります。
ちょっと便利帳 

スマホアプリにも恵方がわかるアプリがあります。
恵方コンパス iPhoneアプリ

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◆ 淡雪(あわゆき)
春先に降る、あまり積もらない雪を指す。ぼたん雪、綿雪ともいう。
寒中に比べて気温が高いため、水分の多い重たい雪ができ
結晶がいくつか結びついて降る。
太平洋側で春先によく雪が降るのは、安定していた冬型の気圧配置が崩れ
南岸を低気圧が通過するようになるため、庭先をうっすらと
白く染めるだけで解けてしまう雪は、春の到来を感じさせる。

◆ 虎落笛(もがりぶえ)
冬の夜、車や人の声など人為的な音が鎮まってくると、風が木立を 揺らしたり
サッシを鳴らしたりする音が自然、耳に響くようになる。
そして、時にはそんな音に雑じって甲高い音が耳に届きます。
轟々と鳴る 風のなか、ぴゅうぴゅうと、ぴぃぃと、時には長く短く
高く低く耳に つく音、それが虎落笛です。虎落は冬の季語。虎落とは竹を組んだ柵のこと。
また、もがるとは、駄々をこねる、逆らうなどの意味もあり
風に対して柵や垣根、木の枝などが抗っているように聞こえることから
この名で呼ばれるようになったとか。冬の厳しい寒さを感じさせる音色。

◆ 梅(うめ)
2月頃花を咲かせる。寒気の中で香り高く咲くことから、古くから歌の主題とされてきた。
菅原道真が大宰府に流され
「東風吹かばにほいおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と
詠んだことがよく知られる。
中国には「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」という故事があり
梅の木は「好文木(こうぶんぼく)」とも呼ばれる。

◆ 氷柱(つらら )
建物の軒先や岩場のどから棒状に伸びた氷のこと。
雪が解けかけ水滴になった時点で、再び寒気に晒され氷結するという過程を繰り返し
成長していく。氷柱ができるには、ただ寒いだけではなく
寒暖の繰り返しが必要。自然の中で見られる氷柱には
埼玉県奥秩父の三十槌(みそつち)の氷柱や、長野県白川氷柱群などがあり
観光の名所になっている。

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2月の季語
2月は季語が少ないが俳句の上では春の季語が多い。

立春、寒明、初春、早春、春浅し、睦月、旧正月、二月礼者、
ニの替、絵踏、初午、針供養、奈良の山焼、 雪解、雪しろ、
雪崩、残雪、雪間、凍解、氷解、薄氷、沍返る(いてかえる)、
冴返る、春寒、余寒、 春の風邪、春時雨、猫の恋、白魚、
公魚(わかさぎ)、鰔(さより)、野焼く、焼野、山焼く、
末黒の芒(すすき) 麦踏、木の実植う、猫柳、片栗の花、雛菊、
春菊、菠薐草(ほうれんそう)、蕗の薹(ふきのとう)、水菜、
海苔、獺の祭、鳴雪忌(2月20日、内藤鳴雪翁の忌日)、梅、梅見、
盆梅、紅梅、黄梅、鶯(うぐいす)、下萌、いぬふぐり、菜種御供、
磯竈、若布(わかめ)、バレンタイン、義仲忌、実朝忌、比良八講

2月の暦 | 日本の年中行事
日本の伝統文化や年中行事を1年を通じて紹介。歳時記
http://nihon-nenchugyoji.com/category/02/

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◆ 風の予防法・治療法

生姜湯
生姜1片を皮ごとすりおろし、お湯で溶いて、黒砂糖や蜂蜜で味付けして飲む。
生姜には体を温め、発汗を促す作用があり、風邪のひきはじめに効果的。
整腸作用もあり、食欲のない場合にもよい。

くず湯
くず粉スプーン一杯をカップ一杯のお湯で溶き、透明になるまでよくかき混ぜる。
砂糖や生姜で味付けをして飲む。消化がよいので空腹時に飲むとよい。
体を温める効果がある。

梅干し湯
梅干一個をカップに入れ、身をほぐして種を取り出し、熱湯を注ぐ。
生姜、黒砂糖、しょうゆなどで味付けして飲む。
風邪で弱った胃腸を回復させる働きがあり、空腹時に飲むとよい。
また、梅干をアルミホイルに包み、弱火でじっくりと加熱して「黒焼き」にし
それをお湯に溶いて飲むと、発熱やのどの痛み、下痢止めにも効果がある。

卵酒
日本酒一カップを火にかけてアルコールを飛ばし、一旦火を止め
しばらくしてから卵一個を溶き、よくかき混ぜる。
蜂蜜や黒糖で味を調えて飲むと、体が温まる。
卵の卵白には風邪薬にも含まれる塩化リゾチウムという成分がある。

きんかん湯
甘露煮などにして煮た金柑をお湯で溶いて飲む。
ビタミンも豊富で、体を温める作用がある。咳止めにも効果的。

焼きミカン
皮ごと黒くなるまで焼いて食べる。
みかんを焼くと皮に含まれるビタミンCも果肉に移り風邪予防にいい。

大根はちみつ
大根を刻み、それに蜂蜜をかけて一日ほど置くと汁が出てくる。
これをスプーンに一杯程度、一日に数回飲むとよい。
大根や蜂蜜には炎症を抑える働きがあり、咳止めや喉の痛みなどに効果がある。


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