月彩 Tsukisai...*

歳時記・旧暦・季節暦・美し和言葉・暮らし雑学...☾*

一月(睦月・むつき)

一月(睦月・むつき)
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睦月
親族が互いに往来し、仲睦まじく宴をする月であるからといわれています。
また、稲の実を初めて水に浸す月を指す「実月(むつき)」から
転じたという説もあります。

季節:晩冬(ばんとう) ※小寒から立春の前日まで。

1月の他の別名
祝月(いわいづき)
始和(しわ)
正月(しょうがつ)
早緑月(さみどりづき)
年端月(としはづき)
太郎月(たろうづき)
王春(おうしゅん)
建寅月(けんいんげつ)
初春月(はつはるづき)

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■1月の暮らし
初詣 年始回り 書初め 新年会
年賀状の整理
正月のお飾りの片づけ
初生け 初釜
寒中見舞い(立春の前日まで。それ以降は余寒見舞い) 

 初日の出 若水 鏡餅 おせち料理 雑煮
 お年玉 かるた 餅花 七草がゆ 寒の水
 寒九の水

■1月の自然
冬将軍 短日 雨雪 雨氷
御降り 富正月 富下り 寒九の雨
寒の雨 北しぶき 山茶花ちらし
凍雨 氷雨 霜 霜柱 霧氷 樹氷
冬枯れ 冬日 真冬日 寒波 豪雪 雪間 

■時候の挨拶
新春の候  初春の候  寒冷の候  酷寒の候  厳寒の候  大寒の節
降雪の候  新春とは申しながら  まだ耐えがたい寒さでございますが
寒気厳しき折でございますが  極寒の候ではございますが
寒気ことのほか厳しく  寒さひとしお身にしみて、いよいよ寒気がつのり
厳しくもまた清々しい寒さですが

【結び】
本年もよろしくご厚情の程お願い申し上げます
寒さ厳しい折、くれぐれもご自愛ください

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◆元日

1月1日
年の始めを祝う日。

元旦(がんたん)は元日の朝のこと。
午後には元旦という言葉は使いません。
間違って使っている方が多いので、気をつけましょう。

◎正月とは
本来は、一年の最初の月のこと。
年神様(としがみさま)をお迎えする行事のことで1月の別名でもあります。
現在は、年頭の祝いをする三が日(一年の最初の日である元日から3日まで)や
松の内(元日から7日または15日まで)をさすのが一般的。
「正」には「年の始め」という意味があります。

正月は家に年神様をお迎えする行事。年末に煤払い(すすはらい)をしたり
正月に門松やしめ飾りを飾るのは、いずれも年神様をお迎えするための準備です。

日本では、古くから季節の節目に先祖を奉り、五穀豊穣を祈る習慣がありました。
特に新しい年を迎える正月は、盛大に行われてきたようです。
現在のように、しめ飾りや鏡餅などを飾るようになったのは
江戸時代に入ってからのようです。
元旦には、宮中や全国の神社で歳旦祭(さいたんさい)がおこなわれます。
【年神様(としがみさま】
新年の神様。「正月様」「歳徳神(としとくじん」ともいいます。
年の始めに、その年の作物が豊かに実るよう、家族みんなに幸せをもたらすために
高い山から降臨してくると考えられていました。
また、昔亡くなった人の魂は山の神になり、正月に年神様となって
子孫の繁栄を見守ってくれるのだとも考えていました。
つまり、年神様は祖先の神様でもあり、農耕の神様でもあるわけです。

年神様は、正月の間、それぞれの家に滞在されます。
神社と同じように、玄関に注連縄(しめなわ)を飾るのは
そこが、神様がいらっしゃるのにふさわしい神聖な場所であるということ。
大掃除もそのためのものです。きれいにしましょう。

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元日(がんじつ)と元旦(がんたん)
元日は1月1日の意味ですが「元旦」は1月1日の朝のことをさします。
※間違って使いがちですので、気をつけましょう。
年神様が降臨するのは元旦、つまり1月1日の朝ですので
くれぐれも、新年早々お昼まで寝ていた、なんてことがありませんように。

◆小寒(しょうかん)
1月5日頃(2018年は1月5日)。
および大寒までの期間。
太陽黄経285度
冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒の中間。
寒さが加わる頃という意味で、いわゆる「寒の入り」のこと。

小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい
寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を迎えます。
寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。
※立春が「寒の明け」になります。
この日から、寒中見舞いを出し始めます。

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◆成人の日
1月9日(2017年・平成29年)、2018年・平成30年は1月8日
※1月の第2月曜日
大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日。

1948年に制定されてから1999年まで1月15日でしたが
2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき
1月の第2月曜日に改正されています。

◆大寒(だいかん)
1月20日頃(2018年は1月20日)。
および立春までの期間。
太陽黄経300度
小寒から数えて15日目頃。冬の季節の最後の節気。

寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季です。
小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたります。
寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われます。
また「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物
(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。

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2018年もどうぞよろしくお願い致します。


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十二月(師走)

十二月は、一年の最後の月として、果ての月、暮古月(くれこづき)
極月(ごくげつ)、限月(かぎりのつき)などと呼ばれますが 
師走(しわす)が一番なじみ深い呼び方でしょう。

「師走」の語源としては、年末は師(先生)も忙しく走り回るから
という説をよく聞きますが、実ははっきりせず
 「師走」という字は当て字のようです。

ただし、日本書紀では「十有ニ月(しはす)」
万葉集では「十二月(しわす)」と表されたりと
古来より「しわす(しはす)」と呼ばれていました。
「しわす(しはす)」という言葉の由来としては、
歳(とし)から「し」、果つから「はす」、合わせて歳が果つので
 「しはす」となったとか、四季の果てる月の意味の「四極(しはつ)」だとか
こちらも色々な説が伝えられています。

本来、十二月を「しわす」とはどうやっても読めないでしょう。
しかし、行く年と季節を惜しむ日本人の感性と
日本のことばの豊かさは、「しわす」という単語を生み、
一年を最後まで味わい尽くそうとしたのでないでしょうか。

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十二月の、最も一般的な名称は、師走(しわす)です。
一年の区切りをつけて、新年を迎えるということから
十二月はとても忙しいとされています。
禅師(ぜんじ)とよばれる普段は落ち着き払った偉いお坊さんまで
忙しさのために走り回る、ということから「師走」という名が付いたと言われています。
また、一年の最後の月、という意味から「極月」(ごくげつ)
「窮月」(きゅうげつ)、「除月」(じょげつ)とも呼ばれています。
他に、「師走」は、旧暦では冬の最後の月にあたるので
「残冬」、「晩冬」、「暮冬」、近づく春への期待を込めて
「春待月」、「梅初月」等の名称もあります。

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時候の挨拶
初冬の候  師走の候  寒冷の候  霜寒の候  歳晩の候  短日の候
季冬の候  激寒の候  年末のみぎり  歳末多忙のおりから
寒気いよいよつのり  荒涼たる冬となり  年の瀬もおしせまり
心せわし年の暮れを迎え  年もせまり何かと繁忙のこと  年内余日なく
今年もおしせまって参りましたが

【結び】
ご多忙の折ではございますが、風邪など召されませんようご自愛ください
来年も素晴らしい年になりますよう願っています

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二十四節気
大雪(たいせつ)         12月7日頃
冬至(とうじ) 2016年は21日  12月21日/22日頃

七十二候
二十四節気をさらに5日ごとに3つに細かく気候を表現したもの。

閉塞成冬:そらさむくふゆとなる 12月7日頃
空も大地も寒さでふさがれ、本格的な冬がやってくる。
灰色の雲と冷たい空気で、生き物は息をひそめて寒さに耐える。

熊蟄穴く:まあなにこもる    12月12日頃
熊は冬眠に備えて食べ物をお腹いっぱい食べ
そろそろ洞穴にこもるころ。

鮭魚群:さけのうおむらがる   12月17日頃
鮭が産卵のために、生まれた川に戻る。
冬の風物詩、鮭の遡上(そじょう)
川の上流に魚がさかのぼって行く様をいう。

乃東生:なつかれくさしょうず  12月22日頃
冬の花ウツボグサが芽を出すころ
ウツボグサは、夏に枯れ冬に目を出す草で、
「夏枯草(かごそう)」と呼ばれる和漢生薬
血圧を下げ、利尿作用、消炎効果がある。
紫色のラベンダーのような花

麋角解:さわしかのつのおつる  12月27日頃
沢鹿(さわしか)は、トナカイの仲間で大型の鹿。
オスの角が抜け落ちるころ。
春になるとまた生えてきます。

雪下出麦:ゆきわたりてむぎのびる  1月1日頃
雪の積もった畑に麦が目を出し始める。
どんなに寒い気候でも、植物はちゃんと芽吹き
季節は着実に進んでいる。

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●煤払い

煤払いとは、一年に一度、家の煤を払い、掃除することで
現在の年末の大掃除の元でもあります。
本来の煤払いは、神棚や仏壇の掃除をし、その後、
竈のある台所から始め、それぞれの部屋を掃除しました。
掃除道具は、笹竹の先に葉や藁をつけたものを作り
それで家の内外を掃き清めました。
この竹を清めの竹という地方もあり、煤払いは年神様を迎えるための
お清めの行事でもありました。

江戸時代には、煤払いは12月13日に行われるようになります。
旧暦のこの日は、婚礼以外は何をするにも大吉の最吉日。
煤払いをして、一年の汚れと穢れを払い
新しい年を迎える準備をするには、最適の日だったのです。
昔は、炭や薪で煮炊きをし、暖を取ったので
家の天井や壁は、煤で相当汚れました。
煤払いで煤を落とすと、 さぞかしすっきり晴れやかになったでしょう。
江戸城はじめ商家などでは、煤払いの後、胴上げをしたとも伝えられています。
煤払いは単なる清掃というだけでなく、厄落としや
お正月を迎える祝事でもあったのです。

最近では、大掃除は年末に行うのが一般的になっています。
今は煤など溜まらず、よい掃除道具も沢山あり、掃除も随分楽になりました。
それでも、早め早めに掃除しておくと、年末は格段に気楽になります。
今年は最吉日とされる12月13日を、煤払いならぬ
大掃除の手始めの日として、早めに年神様を迎える準備をなさいませんか?

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●冬至

12月22日頃(2016年は12月21日)。
および小寒までの期間。
太陽黄径270度。
大雪から数えて15日目頃。

北半球で太陽の高さが一番低くなる日を冬至と呼びます。
暗く寒い冬の中でも、冬至は一番昼が短く、夜が長い日です。
今と違い、電気もガスもない時代に、赤道に近い
暖かい地域以外の人々にとって、冬を越すということは一大事だったでしょう。

しかし、冬至を過ぎれば、日脚が伸びて日毎に日照が増えていきます。
冬至は「一陽来復」とも言われ、冬から春への兆しであり
新しい年が始まる希望の日でもありました。

昔から日本では、冬至には、かぼちゃを食べ、柚子湯に入ると
運気が上がり、無病息災でいられると言い伝えられてきました。

かぼちゃには、体内でビタミンAに変わるβカロテンをはじめ
ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、カルシウムや鉄分も含まれています。
ビタミンとは縁遠い外観ですが、実は皮膚を守り
感染症への抵抗力をつけてくれる栄養素満点の野菜です。
冬場に取れる野菜が少なかった昔、長期保存がきき
保存期間が延びても栄養素の損失が少ないかぼちゃは
実に冬を越すのに必要不可欠なものでした。

ところでかぼちゃの別名は南瓜(なんきん)。
「ん」がつくと、「運」がつくと考え、南瓜のように
「ん」が二つつくものはより運気が上がる、と縁起を担ぎました。
栄養があり、運気も上がる、名実ともに、かぼちゃは冬至のスターなのですね。

もう一つのスターは柚子。
柚子のビタミンCには疲労回復効果があり、精油成分の
リモネンやシトラールは、血行促進や肌の保湿に効果があります。
柚子のかぐわしい香りにはアロマテラピーのリラックス効果もあり
柚子は食用としても、お風呂に入れても、効能が高い優れた果物なのです。

しかし、なぜ冬至に柚子湯なのか?
冬至(とうじ)=湯治。
湯につかり病を治すことにかけています。
日本人は、南瓜(なんきん)の「ん」が運気を上げる、と同様
言葉のプラシーボ効果を縦横無尽に活用して来たことが分かります。

寒い冬至の時期に手に入る、数少ない栄養溢れる食材が、かぼちゃと柚子。
それらを食べるだけでなく、フルに活用する知恵で
昔の人は冬を乗り切ってきたのですね。

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●大雪(たいせつ)

12月7日頃(2016年はは12月7日)。
および冬至までの期間。
太陽黄径255度。
小雪から数えて15日目頃。 

山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから
大雪といわれたものでしょう。この頃になると九州地方でも
初氷が張り、全国的に冬一色になります。
スキー場がオープンしたり、熊が冬眠に入るのもこの頃。
鰤(ぶり)など冬の魚の漁も盛んになります。

※「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。お間違いなく。

●12月中旬  お歳暮

嫁いだ娘や分家のものが、お正月用のお供えものを
本家に届けたのがお歳暮の起源。昔はお正月にも
先祖の霊が帰ってくると考えられていたのです。
そのため、すす払いをして神様を迎える準備ができた
12月13日からお歳暮を贈るとされていました。

現代は本家に限らず、日頃の感謝の気持ちをこめて
12月初め~25日頃までに届けますが
(関西では12月13日頃~25日頃)それ以降は次のようになります。
・新年~1月7日(=松の内)/ 関西では新年~1月15日(=小正月)→「お年賀」
・それ以降2月4日ごろ(=立春)まで →「寒中お見舞い」「寒中お伺い」

早めにお歳暮の手配をすませておきましょう。
配送してもらう場合が多いのですが、手渡しできれば理想的です。
頂く側はお礼状も準備しておきましょう。

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●12月下旬  歳の市

クリスマスが過ぎると一気にお正月ムードに。
商店街や市場にお正月商品や生鮮食料品が勢ぞろいし
寺社には正月飾りや乾物などを売る市が立ち並びます。
デパートなどの歳末大売出しも歳の市と称するものが多いですね。
お正月に向けて下着、靴、鍋などの日用品を新しくするのは
お清めの意味があるからです。

門松、注連飾り、鏡餅などの正月飾りは
29日は「二重苦」「苦立て」「苦松(=苦が待つ)」に通じ
31日は葬儀と同じ「一夜飾り」で縁起が悪いことや
年神様をお迎えするのに一夜限りでは失礼なことから
26日~28日または30日に飾ってください。

必要なものを調達するだけでなく、露店や市場の賑やかさは年の瀬の風物詩。
どれにしようか迷ったり、値切ったりするのも楽しみのひとつです。
買い物リストをもってぜひ出掛けましょう。良いものを安く調達でき
買い忘れてもまだ日があるので慌てなくてすみます。

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●12月31日  大晦日

十二月末日のこと。月の最終日を「つごもり」というのに対して
「大つごもり」、「大年(おおとし)」ともいいます。 
 「つごもり」は「月隠(つきつごもり)」の略。
元旦を明日に控えた一年の終わりの日で、人それぞれに感慨が深い。 
一年を振り返って、過ぎ来し方を思わぬ人はない。 
過ぎ去った時間は取り戻せない。
来年こそは、との思いを抱き、年越し蕎麦を食べ夜の更けるまで名残を惜しむ。 
そして除夜の鐘の鳴るころ除夜詣でに出かける。
大晦日の晩に蕎麦を食べる風習は江戸時代以降のものですが
この風習が時代も変わった現代でも続いています。 

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●除夜・除夜の鐘  

除夜とは12月31日の夜のこと。
この日は朝早くから、門松、注連縄、鏡餅を飾り
御節料理を作って正月の準備をします。
夜になると家族そろって年越しそばを食べ、除夜の鐘を聞きながら
新しい年を迎えます。除夜の鐘は108鳴らすことになっており
この108という数は、人間には108の煩悩があるという仏教思想に基づいており
煩悩解脱を祈って鳴らすといわれています。
どこの家でも、この除夜の鐘を聞くまで起きており
これを聞いて一年の終わりを知り、新しい年を迎えたことを実感しました。
現在では、テレビやラジオが全国各地の有名な寺の鐘の音を伝えています。 

●年籠り(としごもり)
年神様は初日の出とともにやってくるという説もあるため
大晦日の夜に寝ないで「年神様」を待つことを年籠りといいます。
うっかり寝てしまうと、「シワや白髪が増える」などという
恐ろしい言い伝えもあります。どうしても眠くなったら「寝る」ではなく
「稲積む」(いねつむ)というと、魔力から逃れられるといいます。


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霜月 11月 

十一月は旧暦で言えば冬、霜が降りると言うので
「霜月」と言うのが最も一般的な呼称です。
また十月が神無月であったのに対し十一月は神々が出雲から帰って来て
それぞれの神社に収まるという意味で「神帰月」「神楽月」などとも言います。

寒さとともに深まる紅葉が目に染み、そして紅葉が散るともう冬です。
立冬を迎え、暦の上では冬となります。
11月ともなれば、さすがに朝夕は随分冷たいものです。
街路樹の紅葉も美しく、風もないのにはらはらと落葉し
かさこそ乾いた音を立てるのも晩秋の風情。

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季節:初冬(しょとう) ※立冬から大雪の前日まで。

他の別名
神楽月(かぐらづき) 子月(ねづき)
霜降月(しもふりづき)
雪待月(ゆきまちづき)
建子月(けんしげつ)
暢月(ちょうげつ) 達月(たつげつ)
復月(ふくげつ)
神帰月(かみきづき)
天正月(てんしょうづき)

現在では十一月は晩秋、芸術的な香りのする気候であります。
まず「文化の日」があり、文化財保護強調週間、教育文化週間など、
文化の付く行事が多く、十五日には「七五三」があり微笑ましい光景があります。
寒に入る前の最も良い季節と言われています。

秋から冬にかけて心もしっとりする季節。
心が澄み渡るような空気感。
寒さとともに深まる紅葉が目に染み、そして紅葉が散るともう冬です。
立冬を迎え、暦の上では冬となります。
七五三や酉の市で華やぐ中、紅葉から落葉の季節となり
寒い地方には冬将軍が訪れます。
翌年の年賀はがきが発売され下旬には喪中欠礼状が届きはじめます。

11月は全国的な秋晴れは比較的には多いのですが、別称「霜月」と言うように
北の方から寒冷前線が下がってきて、局地的には天候が悪化したり
月中には霜が降りたりすることがあります。
そして立冬を過ぎると冬が駆け足でやって来ます。
健康上も家事の上でも冬支度の準備を怠りなくして置きましょう。 
11月は晩秋から初冬へと季節が移り変わります。
小春日和と呼ばれると呼ばれる暖かな日も訪れますが
立冬(11月7日頃)の頃には北西の季節風である木枯らし1号も吹き始めます。
暖房が欲しくなるのは、朝の最低気温で5~6℃が目安でしょう。
そろそろ暖房器具やコート等の冬支度が必要になってくる時期です。 

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七十二候  時候  期間    季節の変化に伴う自然現象 

立冬・初冬 初候 11/7~1   ・山茶花の花が咲き始める頃 
初冬    次候 11/12~16  ・大地も凍り始める頃 
初冬    末候 11/17~21  ・水仙の花が咲き始める頃 
小雪・初冬 初候 11/22~26  ・虹もかからなくなる頃 

11月ともなれば、さすがに朝夕は随分冷たいものです。
街路樹の紅葉も美しく、風もないのにはらはらと落葉し
かさこそ乾いた音を立てるのも晩秋の風情ですね。

・・・紅葉にまつわる言葉・・・

◆錦秋(きんしゅう)・・・紅葉が鮮やかな織物のような美しさを見せる秋のこと。
◆紅葉狩り(もみじがり)・・・山などに出かけ、紅葉の美しさを楽しむこと。
◆山装う(やまよそおう)・・・秋の山が紅葉によって美しく色づく様子。
◆初紅葉(はつもみじ)・・・初めて目にする色づいた紅葉。
◆照葉(てりは)・・・秋の陽ざしを受けて、照り輝く紅葉のこと。
または照葉樹の葉が紅葉する様子。

時候の挨拶
菊薫る候  晩秋の候  深秋の候  向寒の候  紅葉の候  暮秋の候
初霜の候  霜降の候  初冬の候  小春日和の好季  向寒のみぎり
向寒のおりから  朝晩めっきり寒くなって参りました
穏やかな小春日和が続いております  落ち葉舞う季節となりました
日増しに寒さが加わって参りました

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文化の日 11月3日
「自由と平和を愛し、文化を薦める」ことを趣旨とした国民の祝日。
1946年に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と
文化を重視しているということでから「文化の日」に定められました。 
※日本国憲法は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)に施行されました。
この日皇居では文化勲章の授与式が行われます。

勤労感謝の日 11月23日
「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」として
1948年に制定されました。
終戦までは新嘗祭(にいなめさい)の日。
アメリカの感謝祭(サンクス・ギビング・デー)に相当するものとされていますが
戦後廃止された新嘗祭を「勤労感謝の日」に改めたのでしょう。

[七五三]
三歳、五歳、七歳の子のお祝いです。
新暦11月15日に子どもの成長を祝い、厄を祓う行事。
通常、女児は三歳・七歳、男児は五歳の時に祝うものが一般的です。
兄弟・姉妹などではその年齢に関わらず一緒にお祝いしてもよいとされています。
晴れ着姿の子供達は、親に連れられて神社に詣でる。
お祓いを受けてから祝をもらった親戚や知人に
千歳飴を持って回礼するのが習わしでした。
江戸時代の武家社会のしきたりが一般化したもので
当時、武家の子女は3歳で男女とも初めて髪を伸ばす「髪置きの儀」を行い
その後、男児は5歳になると初めて袴を履く「袴着の儀」
女児七歳の祝いは「帯解きの儀」
(おびとき⇒幼女が用いる付け帯をやめて、初めて普通の帯を用いること)を
行ったとも云われています。
武家の行事が民間に広がったもので、もともとは質素だったそうです。
七五三と呼んで祝うようになったのは明治以降のこと。
千歳飴は江戸時代に浅草寺境内で売られたのが始まりだそうです。
かつては「麻疹(はしか)」などの難を逃れて
子どもが無事に成長した祝いでもあったという。

立冬(りっとう)
11月8日頃(2014年は11月7日)。
および小雪までの期間。
太陽黄径225度。霜降から数えて15日目頃。 
立冬とは、冬の始まりのこと。
「立」には新しい季節になるという意味があり
立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。 
※これらを四立(しりゅう)といいます。
朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。
木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わります。
この日から立春の前日までが冬。

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小雪(しょうせつ)
11月23日頃(2014年は11月22日)。
および大雪までの期間。太陽黄径240度。
立冬から数えて15日目頃。 
北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。
雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたものだそうです。
陽射しが弱くなり、紅葉が散り始める頃。
いちょうや柑橘類は黄色く色づいてきます。
次第に冷え込みが厳しくなってきますので、冬の備えは整えておきましょう。
お歳暮の準備をする目安にも。
※「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。お間違いなく。
気象の「小雪」
気象庁の予報用語における「小雪(こゆき)」は
数時間降り続いても、1時間あたりの降水量が1mmに満たない雪のこと。
※北日本や日本海側の地方で「小雪」の表現が適切でないときは
「雪」の表現を用いるそうです。

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朝夕の冷え込みが厳しくなり日中でも
上着なしで過ごすのは少し辛くなってくる時期。
寒い北風が吹き始めたり、急激な冷え込みが襲ってきたりすると
体調を崩される方も増えてきます。
風邪の予防には「お茶でうがい」を実行しましょう。
お茶に含まれているカテキンには殺菌効果がありますので
外出から帰ったらすぐにうがいをする習慣を。

それでも風邪をひいてしまったら、薬に頼る前に
古くから伝わる民間療法を試してみてはいかがでしょう。
卵酒やショウガ湯などの他、角切りにした大根をはちみつ漬けにして
上澄みをお湯で溶いて飲む大根あめも効果的です。
とにかく「風邪かな?」と思ったら栄養のあるものをたっぷり摂って
暖かくして睡眠を充分に取ることが第一です。


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  季節や暦に合わせた暮らし歳時記

  興味を持った事柄をPickupしつつ

  不定期に更新しています。

丸窓の冬景色

月の暦☾* Daily Moon *
Ж Moon Calender Ж



* 2018年1月の月暦 *
満月 *  2日 11:24
下弦 *  9日 07:25
新月 * 17日 11:17
上弦 * 25日 07:20
満月 * 31日 22:27

* 2018年2月の月暦 *
下弦 *  8日 00:54
新月 * 16日 06:05
上弦 * 23日 17:09

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